とりっこた
鶏っコ田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 丑の刻参りでオンドリを生き埋めにして呪いをかけたと伝わる鶏っコ田では、雨の夜に鳴き声を聞くと必ず不幸に見舞われるという。
- 細部
- 羽後町の鶏っコ田は、丑の刻に雄鶏を生きたまま土の中に埋めて呪いをかけたという言い伝えを持つ祟り田である。この田では、雨が降る夜になると、どこからともなく鶏がコケコッコーと鳴く声が聞こえてくることがあるという。恐ろしいのはその声を耳にしてしまった者で、聞いた者には必ず不幸が訪れるとされていた。姿の見えない鶏の声だけが夜に響くという怪異が、丑の刻参りという呪いの手段と結びつき、田そのものへの畏怖を強めている。
- 広まり方
- 『季刊どるめん』1975年掲載の嶋田忠一「祟り田伝承の二,三」に記録が残る。
- 地域
- 秋田県羽後町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ