とりごんげん
鶏権現
国内
未確認生物
- どんな話か
- 子供の咳に効くという鶏権現の御神体を親たちが借りて回し、祭礼の日には必ず祠に戻ったという。
- 細部
- 鶏権現は子供の咳の病によく効く霊験あらたかな神として知られていた。風邪が流行る季節になると、夜も眠れぬほど咳に苦しむ子を持つ親たちが次々と御神体を借りにやって来る。ひとたび借り出された御神体は、ほかにも咳で苦しんでいる子がいれば祠に戻されることなく、そのまま次の家へと回されていった。しかしどれほど病気が流行して御神体が方々を巡っていても、決まった祭礼の日にはかならず祠へお帰りになり、祭礼が終わるとまた別の家へとお出かけになったのだという。
- 広まり方
- 2000年の『下野民俗』所収、小川聖「鶏権現縁日考」に記録がある。
- 地域
- 栃木県さくら市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ