とり
鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大晦日の夜に戌亥の隅で鳴く鳥へ機知に富む爺が唱えごとを返すと、その家に福が舞い込み村一番の分限者になったという昔話。
- 細部
- 年の暮れ、多度津のある家で戌亥の方角から聞き慣れぬ鳥の声が響き、老夫婦はいぶかしんだ。ところが機転の利く主人の爺は動じることなく、「戌亥のすみで鳴く鳥は、福つくか福つくか」と即興の掛け合いを返した。すると本当に福がこの家へついて回るようになり、やがて村随一の分限者へと成り上がったと語られる。隣家の爺が同じ真似をして失敗する後日談も併せて伝えられている。
- 広まり方
- 『日本民俗学』1953年掲載、丸山久子の論考「幸運」に昔話として収録されている。
- 地域
- 香川県多度津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ