とらのひ
寅の日
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 十二支で寅にあたる日に葬式を行うと、埋葬したはずの死者が戻ってくるとされた酒田の禁忌。
- 細部
- 十二支で寅の日にあたる日に葬式を出すことは、酒田では避けるべきこととされていた。もしその日に見送ってしまうと、いったん見送った死者が再びこの世に戻ってきてしまうというのである。日取りを選ぶことに人々が神経を使っていたことがうかがえる言い伝えで、記録した聞き手によって多少言葉づかいは異なるものの、同じ内容が複数の書き手によって書き留められている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、藤井孝吉「国々の言習はし(九)」、および逸木盛照「国々の言習わし(九)」に記録がある。
- 地域
- 山形県酒田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ