とんちぼにばかされるみち
トンチボに化かされる道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 歩いていると惑わされてしまう道があり、正体はムジナの一種トンチボの仕業とされたという。
- 細部
- 佐渡には、歩いているうちに方向を失ってしまう道があるという。里の人々はこれをムジナの一種であるトンチボの仕業だと考えた。ふと気づくと同じ場所を巡っていたり、見覚えのない景色に迷い込んだりするのがその兆しとされる。化かされている最中、トンチボ自身は姿を見せないものの、被害者からわずか三尺ほど、つまり一メートルにも満たない距離に潜んでいると信じられていた。すぐそばに潜む正体を捉えられないまま、人はただ惑わされ続けるほかなかったという。
- 広まり方
- 1984年刊の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、森谷周野が佐渡の妖異伝承としてまとめたムジナ化かしの記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ