やまのかみさんのやどりぎ
山の神さんの宿り木
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 炭焼きの山でひときわ大きな木は山の神が宿るとされ、伐らずに残しておく習わしがあった。
- 細部
- 山で炭焼きの仕事をする人々の間では、他よりひときわ大きく育った木は山の神さんが宿る木だと考えられていた。そのため、たとえ伐採に都合のよい場所に立っていても、そうした木にだけは手を付けず、そのまま山に残しておくのが習わしだったという。木の背丈や太さそのものが神の依り代としての目印となっており、日々の労働と信仰とが分かちがたく結び付いていたことがうかがえる一例である。
- 広まり方
- 1984年刊『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「山の俗信」の「山の作法」の記述による。
- 地域
- 福井県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ