けんこうづかをくずしたとがめ
兼好塚を崩した咎め
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 吉田兼好の塚を掘り起こした後、村中で病人が相次ぎ、口寄せで塚を崩した咎めだと告げられたという。
- 細部
- 国見山にある吉田兼好の塚を、寛文7年に土地の者が掘り起こしてしまった。その後、村中の多くの者が次々と病に伏せるようになり、巫女を呼んで口寄せをさせたところ、塚を崩したことへの咎めであると告げられたという。そこで地頭が塚を元通りに戻したところ事態が収まったと伝わる。墓を暴いた報いが村全体の病として広がる点が異常である。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期(1974年)所収『新著聞集』(神谷養勇軒)に記録がある。
- 地域
- 三重県伊賀市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ