とぼさくのはっせんねん
トボ作の八千年
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竜宮城を追われた貝を食べたトボ作が八千年の寿命を得て、貧しい姿で日本中を巡ったという会津若松の伝説。
- 細部
- 会津若松市に伝わる話。湖水から流された1つの鳥貝が、いつしか竜宮城まで流れ着いて出世を遂げた。しかし偉くなるにつれて不潔な暮らしをするようになり、ついには竜宮城を追い出されてしまう。追われた貝は大波に運ばれて打ち上げられ、舟宿を営む港屋のじいさまに見つけられた。ちょうど庚申さまのまわり宿が催されていた日で、この貝は料理されてふるまわれることになる。その料理を食べたトボ作という人物は八千年もの寿命を授かることになったが、以後は貧しいなりのまま日本中を巡り歩くことになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『磐城民俗』所収、佐々木長生「会津の八百比丘尼に関する資料」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ