てぃんぐ
ティング
国内
未確認生物
- どんな話か
- 高い嶽に棲む山の神ティングの唾液や月経に触れた場所をススキで祓うと、豚の肝臓のように固まり後産の薬になったという。
- 細部
- 瀬戸内町の高い山の嶽にはティングと呼ばれる神が棲むという。もとは龍辰という存在から姿を変えた神とされ、男女の性別を持ち、唾液や月経といった人間と同じような生理も備えているとされる。山中でこの唾液や月経の跡を見つけた場合には、ススキを取ってきてお祓いをすると、それが豚の肝臓のように固まったものになるという。この固まりは後産がなかなか下りない人に効く良薬として重宝されたと伝えられ、明治生まれの人の中には実際にこれを目にしたという者もいたという。
- 広まり方
- 1981年の『南島研究』掲載、登山修「奄美大島瀬戸内町の民間信仰」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ