ぶりさっくじょうのみどりのきふじん
ブリサック城の緑の貴婦人
The Green Lady of Château de Brissac (Dame Verte)
国外
場所・異界
- どんな話か
- 1477年に夫に不貞を見咎められ命を落としたとされる貴婦人シャルロットの霊が、緑の姿でブリサック城に現れるという古城の幽霊伝説。
- 細部
- 1465年に父ピエール・ド・ブレゼからブリサック城を相続した領主ジャック・ド・ブレゼは、1477年5月31日から6月1日にかけての夜、妻シャルロット(シャルル7世の庶子とされる)と愛人ピエール・ド・ラヴェルニュの密通の現場を一族の別の居城ルーヴル城で押さえ、剣で二人を殺害したと伝えられる。事件そのものはこの別の居城で起きたとされるが、以後、緑の服をまとった貴婦人の霊「緑の貴婦人(ダム・ヴェルト)」が、ジャックの本拠であったブリサック城にとりわけ嵐の夜に現れるという言い伝えが生まれた。
- 広まり方
- 実際にあった殺人事件を土台に、後世の城主一族や地域住民の語りを通じて幽霊譚として形作られ、現在も一般公開されている城の見どころの一つとして観光客に語られている。
- 地域
- フランス アンジュー地方ブリサック城
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ