てっそ
鉄鼠
国内
未確認生物
- どんな話か
- 恨みを抱いたまま死んだ僧・頼豪の怨念が無数の大鼠と化し、延暦寺の経典を食い荒らしたという妖怪。
- 細部
- 白河院との約束を違えられ、園城寺(三井寺)の戒壇設置を果たせなかった僧・頼豪は、断食の末に憤死した。その怨霊が延暦寺の経典を食い荒らし、無数の鼠を率いたと『平家物語』や『太平記』に記録されている。『太平記』では、頼豪の霊は石の体と鉄の牙を備えた8万4千匹の鼠に変じた。現在の「鉄鼠」という名は、江戸時代に鳥山石燕が『画図百鬼夜行』で与えたものとされる。
- 広まり方
- 太平記などの軍記物や怪異譚を通じて広まり、後世の妖怪画集で定型化された。
- 地域
- 滋賀県
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ