てんとうさま
天道様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 貧しい夫婦が溜めたこぼれ炭が、天道様の姿を刻んだ小判に変わって授けられたという昔話。
- 細部
- ある貧しい夫婦が、日々こぼれ落ちる炭をこつこつ集めて大きな甕を満たし、それで年の暮れを過ごしていた。ある夜、甕のそばでぎらりとした大きな目でこちらをうかがう何者かの姿があった。夫婦が鎌や鉈でそれに打ちかかってみると、甕を満たしていた炭の粉がすべて、天道様の姿を刻んだ小判へと様変わりして光を放っていたという。後に神託が下り、貧しくも善良に暮らしてきたこの夫婦に天道様が福を授けたのだと告げられたと伝えられている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、金田一京助「観音利生記―アイヌの伝へてゐる日本説話―」に記録がある。
- 地域
- 北海道平取町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ