てんりゅう
天龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 弘法大師が封じた龍の岩屋があり、龍が人を食べたがると人が死ぬとして少し離れた場所に埋葬する習わし。
- 細部
- 弘法大師がかつて天龍を封じ込めたと伝わる龍の岩屋がある。この龍は今なお生きているとされ、時折人を食べたい衝動に駆られると、村に何か変事が起こると信じられていた。細野という部落では、誰かが亡くなると天龍が人を食べたがったためにこの人は死んだのだと語られ、葬儀を終えたのちには亡骸を部落から少し離れた場所へ埋めることで、龍の餌食となるべき役目を果たさせる風習があったという。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』所収、田所市太「阿波の両墓制」に記録がある。
- 地域
- 徳島県阿南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ