とおののはごろもをうばわれたてんにょ
遠野の羽衣を奪われた天女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 沼で水浴びする天女の羽衣を男が盗み、天に帰れぬまま機を織り続けたという地名由来譚。
- 細部
- 沼のほとりで水浴びをしていた天女を見かけた男は、脱いであった羽衣をこっそり持ち去ってしまう。天に帰る術を失った天女は泣きながら男の後を追い、沼のそばに建てた小屋に住んで蓮の糸から曼荼羅を織り上げたという。長い年月をかけてようやく天へ戻れるようになったが、日々機を織り続けていた様子から、この一帯は綾織という地名で呼ばれるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1929年刊『旅と伝説』所収、佐々木喜善「黄金の挽臼」に記されている。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ