てんにょ
天女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大城に降りた天女が正体不明の青年と結ばれ、麻糸で辿ると蛇だったと知って悲しむが、生まれた子が狩俣の祖となったという話。
- 細部
- 大城の地に天から舞い降りた天女が、姿の美しい若者とひそかに契りを結ぶようになった。素性を怪しんだ天女は若者の衣に麻糸を通した針をひそかに刺しておき、夜が明けてから糸をたぐってみると、その先は洞窟の奥に続いており、そこには呻きながら伏している蛇の姿があった。人でなく蛇と結ばれていたことを知った天女は嘆き悲しんだが、まどろみの中で、身ごもったのは紛れもない人間であるという啓示を受ける。やがて三人の女の子が生まれ、その子孫が狩俣の人々の先祖になったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1993年の『日本民俗学』所収、島村恭則「民間巫者の神話的世界と村落祭祀体系の改変-宮古島狩俣の事例-」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県宮古島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ