さどのたをみまわるてんのうさま
佐渡の田を見回る天王様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 七月七日は天王様が田の見回りをする日とされ、水口をまたいで田に入ってはならないと戒められている。
- 細部
- 旧暦七月七日は、田天王をはじめ、田の神のゴウオロシや田の神アガリ、田の神の作シラベなど、いくつもの呼び名で呼ばれる日にあたり、いずれも田の神をまつる祭りとして扱われている。この日は天王様みずから田の見回りをして回るとされ、人が水口をまたいで田の中に入ることは固く戒められた。水の取り入れ口である水口は田の神が出入りする通り道とも考えられており、そこを人がまたぐことは神の領分を侵す行いとして避けられたのだろう。田植えから収穫までの豊作を左右する存在として天王様を敬い、農作業の折々に礼を尽くす習わしのひとつである。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、大竹信雄「田天王・畑天王」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ