てんにんにょうぼう
天人女房
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海辺の木に掛かっていた羽衣を盗まれた天女が男の女房にされたが、息子が在りかを教えたため天に帰った。
- 細部
- 三豊市に伝わる話では、ある男とその息子が暮らしていた。ある日、父親が海へ出かけたところ、木に羽衣が掛けられているのを見つけ、それを持ち帰って箪笥の奥にしまい込んでしまった。その様子を息子はこっそり見ていたという。羽衣を失って天に帰れなくなった天人を、男はそのまま家に連れてきて自分の女房にしてしまった。やがて女房は天に帰りたいと日々泣くようになり、それを見かねた息子が羽衣のありかを教えてしまう。女房は羽衣を身にまとうと、そのまま天へと帰っていったと伝えられている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ