てんじんさまのうめいみ
天神様の梅忌み
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 天神様は流罪にされた際の紋所が梅であるため、梅や梅干を海に投げ入れることを嫌うという。
- 細部
- 姫島には、梅の実や梅干し、その種を海に投げ捨ててはならないという言い伝えがある。天神様として祀られる菅原道真は、かつて罪により配流の身となった人物であり、その家紋が梅であったとされる。梅を海に流す行為は、天神様自身が流されたことを思い起こさせ、忌み嫌われる意味合いを持つのだという。学問の神として知られる天神様の由緒と、日々の暮らしの中の禁忌とが結びついた俗信である。
- 広まり方
- 1981年の『伝承文学研究』に、河野憲一「国東・姫島村の漁民伝承」の一項目として収められている。
- 地域
- 大分県姫島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ