たかやましのゆめにあらわれたてんじんさま
高山市の夢に現れた天神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 材木屋の男の夢に現れた天神様が「家に行きたい」と告げ、富山で野ざらしの像を譲り受けたが、後に像の腕が鼠にかじられ母の腕が痛んだという。
- 細部
- 上宝町で材木屋を営んでいたある男の夢に、あるとき天神様が現れ「お前の家に行きたい」と告げたことがあった。目を覚ました男はこのお告げに従って富山まで足を運んでみると、案の定、野ざらしにされたままの天神様の像を見つけた。男は近くの村人にいくらかの金を払い、その像を譲り受けて持ち帰った。ところが家に戻ってしばらく経つと、男の母親が急に腕が痛いと訴え始める。不審に思って天神様の像を確かめてみると、鼠にかじられて腕の部分がすっかりなくなっていた。そこで大工を呼んで像の腕を作り直してもらったところ、母親の腕の痛みはうそのように癒えたのだという。
- 広まり方
- 1980年の『民俗採訪』掲載、国学院大学民俗学研究会「岐阜県吉城郡上宝村」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ