てんじん
天神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 9月25日の神送りでは、酒造りのため一足早く出雲へ発つ天神様に甘酒を供え、赤飯を炊いて見送るという。
- 細部
- 氏神である北野神社の祭神、天神をまつる集落では、旧暦九月二十五日を「天神さんの神送り」の日と呼んでいる。ほかの神々が出雲に集まるのは十月とされるなかで、天神だけは酒を醸す準備のために一足先に出雲へ向かうのだといい、その旅立ちを祝うように甘酒を供え、赤飯を炊いて祝う習わしがある。神送りの膳に酒に関わる品を用意する点が特徴で、出雲での縁結びの相談に酒がつきものであることと結びつけて語られているとみられる。神が旅立つ日を家々で意識し、供え物という形で見送りの気持ちを表す行事である。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、森谷周野「神送り・神迎え」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ