はくさんしのてんぐさんもんどう
白山市の天狗さん問答
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白山市河内町に伝わる山の神で、山祭りの日に問答を仕掛けたり、塩魚を供えられたりする天狗の呼び名。
- 細部
- 白山市河内町では、三月九日と十二月九日の山祭りに山仕事をする家が祭りを営み、頭つきの塩魚を神前に供える風習がある。これは、天狗さんが塩魚を口にして喉を渇かせ、川に顔を突っ込んで水を飲もうとしたところ鼻を折ってしまったためとされ、天狗さんは塩を嫌うのだと語られる。また、山の祭りの当日、男の子が二人連れ立って山へ入ったところ、天狗さんが一人に「餅をついたか」と尋ね、その子が方言交じりに「ヨチついた」と答えるとくたくたに疲れて歩けなくなってしまった。もう一人が素直に「餅ついた」と答えたときは何も起こらず、答え方一つで天狗の機嫌が変わる存在として伝わっている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年の国学院大学民俗学研究会による石川郡河内村調査報告に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ