てんぐさまのいさみ
天狗様のいさみ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明治初年ごろ凪いだ夜に氏神や山の神の松から聞こえた笛の音「天狗様のいさみ」を耳にすると、人々は急いで家に逃げ帰ったという。
- 細部
- 明治のはじめ頃、風もなくよく凪いだ静かな夜になると、「天狗様のいさみ」と呼ばれる音が聞こえてきたという。氏神の松や山の神の松のてっぺんのあたりから、美しい笛の音のようなものが響いてくるのをこう呼んでいた。この音は一人だけでなく、複数の人間が同時に耳にすることもあったといい、たいていの者はこの音を聞くと恐れをなして急いで家の中に逃げ込んだと伝えられている。
- 広まり方
- 1997年の『みなみ』誌所収、山本豊治郎他編「天狗様のいさみと龍宮様の太鼓」に記されている。
- 地域
- 愛知県美浜町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ