てんぐさま
天狗さま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 隣村で子どもが神隠しに遭い、3日目に濡れずに木の根元で見つかったのは天狗さまの仕業とされた。
- 細部
- 富山市山田地区の隣村、砺波で起きたと伝わる話。ある子どもが突然姿を消し、村人総出で名を呼びながら太鼓を打ち鳴らして捜索したが、その日のうちには見つからなかった。二晩が過ぎた三日目の朝になって、川べりの木の根元に子どもが笑いながら座っているのが発見された。二日間も飲まず食わずでいたはずなのに、雨が降っていたにもかかわらず着物は少しも濡れておらず、本人に尋ねても「さっきからここに座っていた」と答えるばかりだったという。村人はこれを天狗さまの仕業とし、子どもを粗末に扱ったことへの神隠しだとも語り合った。
- 広まり方
- 1983年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による富山県婦負郡山田村の調査記録に伝わる。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ