とおかまちのてんぐさまのえきうらない
十日町の天狗さまの易占い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天狗に連れ去られ八海山で術を習って戻ってきた男が、天狗さまと呼ばれ易占いで慕われたという話。
- 細部
- 高倉の村には、通称「天狗さま」と呼ばれたハッケミ(占い師)がいた。大正年間、台島という村で作男をしていたある夕方、彼は突然姿が見えなくなり、村中総出で探しても見つからないままだったという。それから2週間ほど経ったころ、彼はふらりと帰ってきて家の入口で寝ていたところを発見された。本人によれば、天狗にさらわれて八海山へ連れて行かれ、大木の上や崖の上によじ登ったりして過ごしたのだという。その間に天狗からハッケの術を教わり、戻ってからの占いはよく当たったことから、村では「天狗さま」と呼ばれるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』の天狗の神隠しに関する節、水沢謙一の記述による。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ