てんぐさま
テングサマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 高岡市福岡町の小野では、テングサマが十二月九日に木の実を拾い蓄え、三月九日に種をまくと語られた。
- 細部
- 高岡市福岡町の小野では、炭焼きに携わる人々の間にテングサマにまつわる言い伝えがあった。十二月九日になるとテングサマが山を歩いて木の実を拾い集め、それをどこかに蓄えておくのだという。そして三月九日には、貯めておいたその実の種をまくのだと語られていた。炭焼きという冬場の仕事の合間に、山の恵みである木の実の巡りを、テングサマという山の主が司っているという発想が息づいている。
- 広まり方
- 1973年刊行の『富山県史 民俗編』第二章「炭焼き」(石原与作執筆)に記録がある。
- 地域
- 富山県高岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ