てんぐさま
天狗様
国内
未確認生物
- どんな話か
- Y字の木に宿る天狗様が人を空へ飛ばす力を持ち、キノコに化けた際は老人に見破られた。
- 細部
- 枝分かれがYの字になった木には天狗様が宿るとされ、この神は自由に空を駆け、時には人をも空へ飛ばしてしまう力を持つという。悪事を働く者のもとへは真っ先に飛んでいくとも言われ、そのため女性だけで山に入ることは固く戒められていた。一方でキノコ採りの名人だった老人を化かそうとキノコの姿に変じたことがあったが、老人はひと目で「天狗茸」と見抜いて摘み取ってしまい、このときばかりは人間に軍配が上がったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1967年の『富山旧白萩村の民俗』(東洋大学民俗研究会)「口承文芸」の章に記録されている。
- 地域
- 富山県上市町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ