てんぐさ
天狗さ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 揖斐川町に伝わる天狗さの話で、大きな物音とともに現れ、赤い衣に高下駄という独特の姿で語られている。
- 細部
- 揖斐川町に伝わる話では、あたりが急に薄暗くなったと感じた途端、ガラガラガラガラという大きな音が轟いたという。驚いて地に伏せるとまた同じ音が響き、その正体である天狗の姿を見た者によれば、真っ赤な衣をまとい鼻が高く、ヤツデの葉に似た団扇を手にして一本歯の高下駄を履いていたと語られている。この出で立ちは各地に伝わる天狗の典型的な姿とも重なり、山中で突然物音に驚かされた体験が天狗の仕業として語り継がれた例といえる。
- 広まり方
- 1990年の『中京民俗』に収められた安浪香理・柴田操・岡田喜代子・田川尚美の口承文芸調査に記録されている。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ