てんぐのきたおし
てんぐの木倒し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 深山から「ぱかっ、ぱかっ」に続いて木が裂ける音が響くが、実際に倒れた形跡はないという怪音。
- 細部
- 深い山の方角から、まず「ぱかっ、ぱかっ」という音が聞こえ始め、やがて「わり、わり、わり」と木が裂けるような音へと変わっていく。ところが、実際に木が地面へ倒れる音までは聞こえてこないのだという。石神の奥や野手上山でしばしば耳にすることがあり、から木倒しとも呼ばれていた。音だけが響いて実体を伴わない怪異として語られている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(一〇・山の怪異)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ