てんぐまつ
天狗松
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 天狗松はお天狗様が腰を下ろす松として腰掛け松とも呼ばれ、田植えの折にその枝に座り、またたく間に田が耕され早苗が植えられる様子を見ているという。
- 細部
- 秩父市に伝わる天狗松は、お天狗様がその枝に腰を下ろす松であることから、腰掛け松とも呼ばれている。田植えの時季になると、お天狗様はこの松の枝に腰掛けて、あたりの田をながめているのだという。すると、またたく間に土地が耕され、早苗が植えつけられていく様子が繰り広げられ、お天狗様はその手際の良さに驚きながら見入っていたと伝えられる。松の名の由来と、田植えにまつわる不思議な出来事とが結びついた話として、地域に語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1969年刊行『秩父民俗』所収、浅見清一郎「秩父における天狗祭」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ