てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜狩りの場で足くらべを挑んできた天狗を煙管で軽くあしらった話や、行者に乗り移った天狗の話が伝わる。
- 細部
- 夜に狩りへ出たある人物のもとに、太鼓を打ち鳴らしながら天狗がやって来て足くらべをしようと持ちかけ、目の前に大きな足が現れた。度胸試しだと悟ったその人は何だこれっぽっちの足かと平然と言い放ち、手にした煙管でその足を軽く叩くと、天狗はたちまち姿を消してしまったという。また、はしの沢にある天狗岩では、ある猟師が天狗に化かされて何かと格闘しているつもりのまま、朝まで木の根っこに抱きついていたこともあった。さらに、御嶽山の御堂に一週間ほど籠もった行者が満願の日に奥の諏訪山へお礼参りに出向いたところ、天狗がその身に乗り移ったとも伝えられている。
- 広まり方
- 1995年刊『伝承文芸』所収、国学院大学民俗文学研究会がまとめた世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県上野村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ