うちこのふじょうをきらうてんぐ
内子の不浄を嫌う天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 深山で修行を積んだ仙人めいた存在で、心の悪い者や穢れた者を投げ飛ばし転ばせる。
- 細部
- 奥深い山には天狗が住むとされ、山中で修行を重ねた仙人のようなものだと説明される。素行の悪い人間がその領分へ踏み込むと、たちまち投げ飛ばされてしまう。また不浄をひどく嫌う性質があり、穢れを帯びたまま入った者は足をすくわれて転ばされるという。山へ入る際の身の慎みを求める考え方が、天狗という具体的な姿を借りて語られており、山を人の世とは別の秩序が働く場所として扱っている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収の佐々木正興「伊予の妖怪変化」と、1983年刊『愛媛県史』第五章第三節の同氏「二 憑きもの・妖怪伝承」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県内子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ