とうおんのいしをうばわれこやをゆするてんぐ
東温の石を奪われ小屋を揺する天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天狗が休み場にしていた石を土台に据えて小屋を建てたところ、夜ごと屋根が揺さぶられたという。
- 細部
- 小屋を建てるにあたり、手近にあった石を土台として敷き均し、場所をこしらえた。ところがその晩、寝ているところへ屋根が揺れ動き、次の夜も同じことが繰り返された。その石はもともと天狗が飛来しては腰を下ろす場所だったといい、住処を奪われた天狗が毎晩やってきて小屋を揺すっているのだろうと考えられた。人が断りなく使い始めた土地の由緒を、怪異が思い出させる形の話である。
- 広まり方
- 1958年の『伊予路』所収、大森利敬「重信町の伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ