てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- ときがわ町に伝わる話で、子供が小便を嫌がった際に天狗を呼ぶふりをしたところ本当に天狗が現れ、身代わりに差し出した犬が翌朝松の木に裸で吊るされていたという。
- 細部
- 比企郡ときがわ町に、犬かけ松と呼ばれる松の木が残っている。ある家で夕方、子供に小便をさせようとしたところ、子供が泣いて言うことを聞かなかった。困った家の者が「言うことを聞かないと天狗にやってしまうぞ」と脅し文句のつもりで「オーイ」と天狗を呼ぶまねをしたところ、本当に天狗がやって来てしまった。仕方がないので、身代わりとして飼っていた犬を差し出すことになった。すると翌朝、その犬は身ぐるみを剥がされて丸裸にされたうえ、この松の木に吊るされていたという。
- 広まり方
- 1931年刊行の雑誌『民俗学』に西角井正慶が寄稿した記録に紹介されている。
- 地域
- 埼玉県ときがわ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ