とおかまちのそらとぶてんぐのすもう
十日町の空飛ぶ天狗の相撲
国内
未確認生物
- どんな話か
- 空を飛んで角力を取り合ったり拝殿を守ったりする天狗たちの姿を語る、複数の目撃談。
- 細部
- 村人が寝ていると天狗が姿を現し、そこへ別の天狗が空から飛んできて、大きな土俵をこしらえては人間離れした相撲を取り合ったという。相撲のあとは剣術の稽古までして、夜が明ける頃にはそれぞれの方角へ去っていったと伝わる。また、大松が寄りかかった拝殿の修理を進めていたとき、8日目になって大松が突然拝殿のほうへ倒れかけたが、崩れる寸前に向きを変えたため拝殿は無事だったという話もあり、これは天狗様が拝殿を守ったのだろうと語られている。さらに、天狗が巣を作る日には餅を一臼搗け、赤飯を炊けとどこからともなく声が聞こえ、従わなければ祟りがあるかもしれない神のお告げだとも受け止められていた。
- 広まり方
- 1942年『高志路』所収、高柳正文「妻有炉話」に複数の記録が残る。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ