てんぐのひっこしとたいへいざんのてんぐ
天狗の引っ越しと太平山の天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 二荒山の天狗が筑波や輝石山へ移り住み子まで生まれたという老婆の話と、太平山でトイレで酒を飲むという天狗の話。
- 細部
- 下毛国の杼木というところで、ある老婆が、二荒山にいた天狗たちがみな筑波山や大和の方へ移り住んでしまったと語っていた。輝石山にも三、四人ほどの天狗が移ってきて、そこでは子供まで生まれたらしく、泣き声が聞こえてくると老婆は言う。これは誰かが冗談で語った話を、老婆が本気にして信じ込んでしまったものと見られている。別の伝えでは、太平山には天狗が住んでいて、その天狗はトイレで酒を飲んでいるのだと語られている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』所収、八島定岡「猿著聞集」、1999年の『下野民俗』所収、久野俊彦「高校生が知っている不思議な話」に記録がある。
- 地域
- 栃木県栃木市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ