てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の木こりや川の漁師が天狗の気配に遭い、恐ろしさのあまり逃げ帰ったという話が伝わる。
- 細部
- 昭和村では山にも川にも天狗がいるとされてきた。木を伐りに山へ入った樵が作業をしていると、どこからともなく斧で木を伐る音や大木が倒れる音が聞こえてくることがあり、驚いて仕事をやめて逃げ帰ると、翌朝見に行っても木は少しも倒れていなかったという。この体験を他人に話すとわざわいが起こるとも言われた。また川で漁をしていた男が、やけに魚がとれて薄気味悪く感じていたところ、石が転がるような音とともに火の玉が転げてきて、網が急に重くなり持ち上がらなくなったため、天狗が出たと叫んで逃げ帰り、数日寝込んだという話も伝わる。
- 広まり方
- 1956年の『上毛民俗』掲載、根岸謙之助「妖恠聞書」に記録がある。
- 地域
- 群馬県昭和村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ