しまだのてんぐまつをきったよる
島田の天狗松を伐った夜
国内
未確認生物
- どんな話か
- 下川根村の官林で天狗が棲むという松を最後に伐り倒すと、その夜小屋で寝ていた若者が目覚め入口に大男が立つのを見た。
- 細部
- 島田市の下川根村の南に広がる官有林の中に、かつて天狗が棲みついているとされる一本の松があった。林の木を伐採していく作業の中でも、この松だけは最後まで手をつけずに残しておいたが、とうとうそれも伐り倒す時が来てしまった。すると、その晩に小屋で寝ていた若者がふと目を覚ますと、小屋の入口に見たこともないほど大きな男が黙って立っていたという。伐られた松の天狗が姿を現したのではないかと考えられている。
- 広まり方
- 1914年の『郷土研究』誌に掲載された久米長目「山男報告」に記録がある。
- 地域
- 静岡県島田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ