てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 慶応年間、物干し台に天狗が降りて嫁取りを告げたという話と、天狗に憑かれた番頭が衰弱死した話を伝える。
- 細部
- 慶応年間に起きた御蔭騒動の折、ある家の物干し台に天狗が降り立ち、嫁を迎えるようにとの告げを残していったといい、その家の主はお告げに従って結婚したと伝えられる。また、「ええじゃないか」が世を騒がせた頃には、天狗に取り憑かれたという番頭が現れ、周囲の住人はその世話にかかりきりになった。しかしその番頭は次第に腑抜けのような状態になり、やがて命を落としてしまったという。
- 広まり方
- 1930年の『郷土研究上方』所収、薮重孝「慶応三年大阪に於ける御蔭騒動」、および1935年の同誌所収、黒崎貞枝「えじゃないかとドン」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ