おおののてんぐのききりおと
大野の天狗の木伐り音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大野市に伝わる天狗の話で、比丘尼が転落死したという山道の伝説と、松倉谷で人のいない所から木を切る音がするという話が残る。
- 細部
- 大野市の山中には、ビクニン転ばしと呼ばれる場所が伝わっている。昔、一人の比丘尼がその山を登ろうとしたところ、天狗に足をすくわれて転落し、命を落としたのだという言い伝えによる呼び名である。また松倉谷という谷には天狗が棲みついているとされ、人の姿はどこにもないのに、木を伐るような音だけが聞こえてくることがあり、これは天狗の仕業に違いないと語られてきた。
- 広まり方
- 1928年の『民族』に載った守多劍矢「五月節日行事」と、1937年の『南越民俗』所収「狐狸妖怪談」の両方に、大野市の天狗にまつわる話として記録がある。
- 地域
- 福井県大野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ