てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長命寺の僧が松ヶ崎の岩上で百日の荒行を積み、生身のまま天狗に変じたと伝えられる話。
- 細部
- 普門坊と呼ばれた長命寺の僧は、松ヶ崎の巌の上にこもって百日にわたる荒行を続け、行を終えるころには肉体を保ったまま天狗の身になったという。その霊を祀る社は、松ヶ崎の上、本堂の裏手にあたる山中に置かれている。僧はもともと牧という村の郷士忠兵衛の家の出とされ、およそ百年前の出来事として語り伝えられてきた。社の祭祀は今も忠兵衛の家が受け持っているとされ、一つの家と怪異の縁が代々の役目として残っている点が目を引く。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成』第一期に収める伴蒿蹊『閑田耕筆』に記されている。
- 地域
- 滋賀県近江八幡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ