てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 西ノ島町の高崎山にあった寺では住職が天狗を使役していたが、代替わり後に天狗が離れ、寺は廃れてしまったという。
- 細部
- 西ノ島町の高崎山にあったとされる寺をめぐる、天狗にまつわる二つの話である。ひとつは、この寺のある坊さんが天狗を意のままに使い、必要な品を運ばせるなど普段から天狗の力を頼りにしていたが、代替わりで別の坊さんが住むようになると天狗はその新しい住職を嫌うようになり、住職は山を下りてしまう。以後は誰も寺に近寄らなくなり、寺そのものが廃れてしまったという。もうひとつは、この寺の歴代住職のうち良賢坊という人物が、いずな(伊須那)の修行を積んで天狗を自在に操っていたという話である。
- 広まり方
- 1954年発行の『山陰民俗』に松浦康麿が「隠岐島前飯綱の記録」として報告した二つの事例で、隠岐島前地域に伝わる天狗使役の伝承を集めた記録である。
- 地域
- 島根県西ノ島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ