てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 幹に大きな洞のあいた大木があり、そこに天狗が棲みついていると信じられていた。
- 細部
- 集落近くにあった一本の大木には、幹の中ほどに人が入れるほどの穴が開いていた。村人はこの洞を天狗の住処と見なし、みだりに近づかない木として扱っていたという。木そのものを霊的な存在の宿る場所とする素朴な信仰の形がうかがえる。大木の異様な姿かたちが、人ならぬものの気配を感じさせたのだろう。子どもたちは特にこの木に近寄らぬよう、大人から言い聞かされていたと考えられる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の動物伝説」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ