てんぐのたたりとかくしだに
天狗の祟りと隠し谷
国内
未確認生物
- どんな話か
- 柿を食べに行った者が天狗の祟りで病になり、九十九谷も天狗が一谷隠したため高野山になれなかったという。
- 細部
- ハナマルという場所へ柿を食べに出かけた者が、その後病にかかったことがあった。これは無断で入り込んだことに対する天狗の祟りだと考えられている。また六車にある九十九谷は、名前に反してかつては百谷あったのだという。谷の数が百に達すれば霊場として高野山になれるはずだったが、天狗がそのうちの一谷を隠してしまったために九十九谷にとどまり、高野山になり損ねたと語り伝えられている。
- 広まり方
- 伝承文学研究(1964年)所収、渡邊昭五「―民俗採訪報告―群馬県甘楽郡南牧村の民俗(一)民間信仰」と、群馬県史 資料編27 民俗3(1982年)所収、井田安雄による群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県南牧村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ