なんぶちょうのてんぐとかいりきのおとこ
南部町の天狗と怪力の男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 力自慢の男が山で袖の裾からのぞかせると鼻の高い大男が見え、以来十年近く山にこもって怪力になって戻ったという。
- 細部
- 力は強いが少し変わり者と見られていた男が、ある日山の中で「おれの親方が見えるから、そこの隙間からのぞいてみろ」と周囲に言い出した。言われたとおりに袖の隙間からのぞいてみると、そこには体の大きな、鼻のひどく高い男の姿が見えたという。これが天狗の姿であったとされる。その出来事のあと、当の男は山へ入ったきり里へは戻らず、およそ十年もの歳月が過ぎた頃になって、見違えるほどの怪力を身につけた姿で帰ってきたと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1956年の『女性と経験』所収、望月禮子「河童・天狗など」に記録されている。
- 地域
- 山梨県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ