みなみうおぬまのてんぐかみかくし
南魚沼の天狗神隠し
国内
未確認生物
- どんな話か
- お宮の木の下で下駄を脱いだまま消えた9歳の子供が、赤い顔で鼻の高い者に連れられ数日後に山奥から泣きながら帰ったという神隠し譚。
- 細部
- ある夕方、9歳ほどの村の子供がお宮の木の下で下駄を脱いだきり、そのまま姿が見えなくなってしまった。村の衆は神かくしに遭ったのだと考え、マスの底を棒で打ち鳴らしながら子の名を呼び、あたりを探し回ったが見つからなかった。ところが二、三日たった昼ごろ、その子は泣きながら自力で村に戻ってきたという。どこへ行っていたのかと尋ねると、赤い顔をして鼻の高い者に連れられて山道を歩くうちに何もわからなくなり、気づいたときには山奥で朴の葉を敷いた場所に寝かされていたと語った。赤い顔と高い鼻という特徴から、村人はこれを天狗の仕業と受け止めた。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)第5編・水沢謙一による「天狗の神かくし」の項に記録がある。
- 地域
- 新潟県南魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ