みなみあしがらのてんぐうちわ
南足柄の天狗団扇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 八手の葉は天狗が団扇として用いるといい、天狗ッ葉の名で呼ばれた。
- 細部
- 手のひらを大きく広げたような八手の葉を、この土地では天狗ッ葉と呼んだ。天狗が持つ団扇の材にするからだという説明が付いており、身近な庭木の葉が山の怪異の持ち物と結び付けられている。天狗の団扇といえば風を起こし人を飛ばす道具として知られるが、ここではその由来を植物の形の側から語っている。葉の名を尋ねた子どもに答える形で受け継がれたと考えられ、生活の中で天狗が身近に扱われていたことを示す。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』所収、黒田夢襌「天狗の話三つ」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県南足柄市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ