まつかわのてんぐにさらわれたちご
松川の天狗にさらわれた稚児
国内
未確認生物
- どんな話か
- 祭礼の稚児が天狗にさらわれて死に、後年その石を使った家に姿が映ったという話。
- 細部
- 祭りの最中に稚児が一人行方をくらました。数日後、天狗にくわえられた姿で石のかたわらから見つかったが、すでに息はなかったという。それから数十年を経て、この石を建材に使って家が建てられると、毎晩のようにその壁へ稚児の姿が浮かび上がった。人々は霊を鎮めるために石碑を建てたと伝えられる。神隠しの話が石という物に憑いて後年まで尾を引き、供養の建立で決着する構成になっており、稲荷児石の由来として語り継がれている。
- 広まり方
- 1988年刊『伊那』所収、塩澤仁治による稲荷児石の伝説の報告に記録がある。
- 地域
- 長野県松川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ