てんぐ
天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 片品村では、女性が白根山に登ると天狗に投げ飛ばされるとされ、男だけで精進潔斎して山開きに参拝した。
- 細部
- 片品村に伝わる話。上小川、穴沢、仲井、下小川という集落の全戸が、かつては白根山に登拝する習わしを持っていたという。以前は旧暦6月16日に登っていたが、近年では役員と希望者が8月に登るようになっている。登拝する者は6月12日からショウジンと称して一か所に集まり、身の回りの始末もすべて男だけで行いながら行に励み、6月17日に山へ向けて出発したのだという。この登拝には女性は加わらないことになっており、もし女が白根山に登れば天狗に投げ飛ばされてしまうと言われていたためだと伝えられている。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』掲載、都丸十九一「白根登拝」、および1982年刊『群馬県史 資料編26 民俗2』第一編二四「上毛の山々の神」(関口正巳・井田安雄)に記録されている。
- 地域
- 群馬県片品村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ