いいたてむらのてんぐとねんどののざし
飯舘村の天狗と粘土ののざし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山小屋にひとりで泊まっていた夜、衣を着た男がのざしを貸してほしいと現れ、返された道具に粘土が付いていた。
- 細部
- 山小屋でひとり夜を過ごしていると、衣のようなものをまとった見知らぬ男がとんぼぐちに立ち、のざしという道具を貸してほしいと言ってきた。気味悪く思いながらも、日を改めてどこそこの松の根もとまで受け取りに来るようにと言われたので、言われたとおりその場所を訪ねてみると、たしかにねばつち(粘土)が付着して曲がった状態の道具がそこに置かれていた。姿を見せた相手はてんぐだったのではないかと語られている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(一〇・山の怪異)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ