いちのへのくもつをたべるてんぐ
一戸の供物を食べる天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一戸の家々に天狗が通うと噂され、供物が減ったり大風が吹いたりする気配で存在が語られた。
- 細部
- 陸中一戸のある家では、部屋に供えた菓子が三日に一度の割合で減っていき、姿を見せない天狗が食べているのだと噂された。別の酒屋にも山から天狗が通うと言われ、来訪のたびに必ず大風が吹き、ただならぬ気配が漂ったという。主人はむしろ火の用心が良くなったと語り、天狗の来訪を悪いことばかりとは受け止めていなかった。
- 広まり方
- 1929年と1940年の『旅と伝説』に収める中道等の記録(「奥羽巡杖記」「俚譚帖」)による。
- 地域
- 岩手県一戸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ